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「時計(Watch/Clock)」なるものがこの世に現れた時分、これらはオーダーメイドであり、受注/作成を担当する「個人」を元来『Watchmaker(すなわち時計を作る人)』と称していたはずである(日本においても、幕府お抱えの「御時計師」なる人物が存在していたようである)。

産業革命以降、時計はもっぱら「企業という団体」によって大量生産されるようになり『Watchmaker』という意味合いは、単に「(企業としての)時計メーカー」または「時計職人」すなわち「時計を修理する人」に成り下がってしまった感が強い。
こうした反動によるものか、時計を取り巻く状況のルネッサンス(原点回帰)を 思わせる「独立時計師」達によるアカデミー等の活動が、かつて時計産業によって栄華を極めたスイスを中心に行なわれている。このアカデミーへの参加条件は、厳重な審査の上、参入候補を経て崇高な時計技術を持つセレブレティーとしての自作時計の製作が前提である。

では 『企業として、もしくはセレブレティーでなければ時計は作れないのか?』
この解答が当クラブ設立のモチベーションであると言えよう。

「日本ウォッチメーカー クラブ」のメンバーには、国家資格としての時計技能資格を持つ者も、まともに時計の修理さえも出来ない者もいるが、その実、皆『Watchmaker(すなわち時計を作る人)』である。つまり時計作成に関しては自作/他作が要点ではなく、自らが企画/監修することが前提条件なのである。
当サイトは「日本ウォッチメーカー クラブ」メンバーのプロジェクトならびに作品の公開の場であり、また時計作成における新たな礎を記すものである。

 

2003年7月1日:日本ウォッチメーカー クラブ一同



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